1999年 雑誌フィジーク記事掲載

毎日世界中でめまぐるしい変化が起こり、変わらない日常生活を送るにも気を揉むような状況ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先週末は、コロナ感染症対策で外出自粛もあり、家の大掃除をしました。するといろんなものが出てきました。

雑誌に自分のことが載る!!

なんと、私が初めて取材を受けた雑誌が出てきました。

1999年3月号(今はもう廃刊)のフィジークというフィットネス系雑誌。
しかも、この雑誌は、サニーサイドアップという会社がつくっていました。(サニーサイドアップは、2007年からパーソナルサポートをしていた為末選手が所属していた会社)取材を受けた当時、そのようなつながりになるとは全く想像もついていませんでしたが、これまでトレーナーとした活動してきたことを記事にしていただいものです。写真などかなり若いのでちょっと恥ずかしいのですが。。。記事も含めて掲載します。

トレーナーを志した当初は(大学生時代より)社会人アメフトチームで様々な経験を積ませていただきました。

その後、ご縁があり陸上競技に掛かわりました。

当時、陸上を専門的にやったこともなかった私ですが、最終的にはオリンピック(2004年アテネ大会、2008年北京大会)に日本代表チームトレーナーとして活動させてもらうことができました。

何も解らないところからスタート!

陸上競技に関わり始めた当初は、陸上選手の競技へのこだわりがどこにあるのかがわからず、苦悩の日々を過ごしたことを今でも覚えています。ハムが張っているからほぐして欲しい。腰が痛いというわかりやすいものは、私になりに一生懸命対応していましたが、徐々に関わりが深くなっていくと選手の動きに関わっていくことが多くなっていきました。

とはいえ、今のように触れば動き方の癖や状態までを掌握することはすぐにができませんでした。選手がいつも言うちょっと気になるのでみて欲しい!という要望に対して、何が起きていて、何が課題なのかをすぐに想像することができませんでした。

今思うと、それは、まず初めに関わったアメフト競技にも由来するのかもしれません。もちろん基礎知識が乏しかったことは言うまでもありませんが。。。。

アメフトに関わった当初は、怪我起きたらどう対処すればいいかの基礎から始まりました。特に今とは違ってトレーナーに関する学ぶカリキュラムがあるわけでありませんでした。なので必然的に独学で調べていくしかありませんでした。とはいえ、専門書はスポーツ医学やトレーニング系のことから。本を読み漁り、先輩トレーナー達からの経験談を聞き、徐々に怪我予防、怪我から復帰(リハビリ)などを考えていけるようになりました。

1990年代の日本は、まだまだスポーツ医学もリハビリ分野も発展途上の段階。専門的な立場の方ですら手探りの状態。アメリカでやっているトレーニングやリハビリに方法も人から聞いて知るという時代です。

今のようなネット環境がない時代は、経験した人の話を聞いたり講習会に参加して実際に自分で試してみるということしかできませんでした。

今は、高速での情報収拾が可能です。動画も文献も検索すればすぐに見つけることができます。こうなってくると、何が本当にいいのかという見極めができるかになってきます。どちらにしても最終的には自分で判断してトライ&エラーを繰り返して経験を積んでいくしかないんだと思います。

話を陸上に戻します。

陸上のトレーナーとして活動しはじめて一番感じたことは、自分ではしたことがない競技のため、研ぎ澄まされた選手達の感覚がわからず戸惑ったことを思い出します。(陸上の競技者としてこだわって競技と向き合ったことがなかった)

それでも何かしら貢献したかった。

インターハイや日本選手権に参加した時は、選手がどんな状態でどうなるといいのかをよく聞いていました。そういったことを考えながら触り、終わったあともフィードバックしてもらったりといつも試行錯誤していました。

特に触り方や声の掛け方などは気にしていたように思います。そういった活動を続けていく中、日本陸連が主催する合宿に帯同させてもらえる機会ができ、さらに深く選手と関わっていくようになりました。

ここで集まる選手は日本でトップクラスの選手しか召集されません。学生や実業団所属の20〜30名程度のが選手が集まって練習をする合宿。

言い換えると、国内最高峰の選手らと関わるという貴重な機会でした。

今も患者さん達含めて、選手たちとのその接し方は変わりません。
むしろ関わった方への興味は、この当時よりも深くなっているように思います。

いつでも上のレベルへむけて磨きをかける選手に追いつくために、自分自身の動きを見抜く精度を磨き、怪我を防ぐには何ができるか!自分でできることはなんでもしたい。この気持ちは当時も今もかわらない。

原因を探る

痛みがあれば、その原因を探ります。

当然動きが伴うので動きの分析は必然的に行うことになります。

ここで発揮するのは、これまで見てきたアスリート達からの視点やこだわりが生きてきます。どうすれば素早く動けるのか。

陸上競技は、動きを極めるという点では、その最高峰に位置すると私は思っています。その繊細かつ鋭敏な感覚はトップレベルであればあるほどミリ単位での修正が要求されます。そして、それを操る選手の感覚。

アスリートがいる現場は、どの競技でも楽しいです。
痛みや怪我がなければパフォーマンスレベルをあげるにはどうすればいいかと考えていけばいい。痛みや動きの不具合があれば、スムーズに動くようにケアをする。ここが私の戦場である。

気が遠くなるほど、複雑になった身体のアンバランスな状態。
これを紐解く作業が一番面白い。

そして、最後。コレ!!
この感じならいける!!という一言に辿り着くように。。。

今日も働きます。

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