足首捻挫の後遺症のケア

痛くないから治っている!?

3週間前に足関節捻挫をしてしまった。そろそろできると思ってバスケットの練習を始めたが、思い切り踏み込めず力が出にくい、という選手。
週末には大会があるので、なんとかいつも通り動けるようになりたい、とのこと。見れば、足首は腫れています。

実は、こういう状態で毎日を過ごしている方、何となく治りきっていないけどスポーツはできる範囲でしている、、という方は多いのではないでしょうか。
たまに痛いけど。とか、痛みはないからいつも通り動いているけど、足首は引っかかる感じや腫れている感じがする、、とか。
これって、捻挫は治っている、と言えるのでしょうか?

靭帯は時間が経てば治る!?

足首の捻挫は、正確には「靭帯損傷」のことをさします。
図のように分類され、状態は様々です。

痛めて伸びてしまった靭帯は、元の長さに戻ることはなく、伸びたままになります。そのため、骨と骨を繋いでいる靭帯が伸びたり切れたりすると、関節を安定化させる働きが弱まりますので、関節が不安定になったり、再び捻挫をしやすくなったりします。
リハビリが必要なのは、損傷した靭帯の働きを補うために他の筋肉をしっかり働かせて、関節を安定させ、なるべく元の機能を取り戻すためです。

ですから、「治った」というのは、せめて、痛みや腫れがひき、しっかり動ける、あるいは安定する、といった状態を取り戻した上でのことなのです。

昔の怪我も「治せる?」

では、昔の怪我を今からでも治せるのか?
損傷した靭帯はもう元には戻りませんし、関節に変形が始まってしまうと治すのは難しくなりますが、怪我の後遺症として出てきた、「動きの悪さ」や「関節の不安定性」は今からでも改善することができます。

怪我したから = 痛いのは仕方がない
のではなく、
変形性関節症だから = 痛いのは仕方がない
のでもありません。
損傷していない組織の機能を高めることで、動きや痛みの改善を図れる場合が多くあるのです。

捻挫はきちんとケアしましょう

冒頭の選手は、幸いにもアライメントを整えて少しリハビリメニューを加えることで、しっかりと爪先立ちに力が入るようになりました。(なんと、爪先立ちもできない状態で週末の試合出場を考えていたのです!!)

捻挫の経験があり、足の動きがぎこちない。痛むときがある。ずっとなんとなく腫れている。テーピングやサポーターは欠かせない。
というような方々。
仕方がないと、諦めるその前に、動きと不安定性を改善する余地はあります。
改めて、捻挫のケアに取り組んでみましょう。
歩きやすさ、安定感、スポーツへの不安を取り除く、など得られるものが必ずあります!

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