負傷した選手を練習に戻す

ハムストリングス痛(肉離れ)
どんな時でも受傷機転(怪我をした瞬間)を確認します。

これは傷めた瞬間の状態を自覚している場合もあれば、えっ!?と思った瞬間に痛みが起きて何が何だか分からないというケースもあります。

時には後ろから誰かに蹴っ飛ばされたと思った。とか!何かものを投げつけられれたと思ったなど。それぞれに受傷した時の衝撃があります。

痛めた時の本人の表現でも損傷度合いをある程度予想することもできます。

選手が痛みや違和感を訴えるときに、怪我の可能性を探るには本人からのヒアリングが一番のポイントとなります。

ヒアリングには時間をかけて確認するようにしています。
また、私が関わっているアメフトチームの場合だと、練習時(試合)の負傷のタイミングが分かれば、後でビデオ(画像)確認することもあります。

多くのケースで、この受傷機転(怪我のシチュエーション)から損傷の可能性を想定もしています。

現場では、本人の訴えに合わせて客観的な評価を行い、その後の処置や復帰の判断をします。選手が負傷した場合、損傷部位の悪化を防ぐことを目的とした応急処置が必要ですが、まずは現状把握(評価)が第一優先となります。

そして、治癒過程を経て、競技復帰にむけていろいろ取り組んでいきます。

状態をある程度管理できるのであれば、積極的な治療をしながらリハビリを進めていきます。最終的に練習に復帰(合流させる)許可をするには、それなりの根拠が必要になります。


負傷(違和感含む)した選手を練習に合流させるには、それ相応の覚悟と明確な評価がないといけません。選手本人が大丈夫ですと言ってもそれを鵜呑みにしてはいけません。なぜなら大体のケースでは全力ではまだ動いてはいない中で動けそうだからの予測で答えていることが多いからです。

実際には、選手は多少の痛みでも練習をしたい気持ちの方が先行するので、これぐらいの違和感は大丈夫ですと思ってやってしまう傾向があります。

これを厳密に管理するには、選手との信頼関係が必要になると私は思います。
頭ごなしに痛みがあるなら今日はダメと言ってもおそらくやめる選手は少ないでしょう。ですから、評価する時の説明や解説はとても大事です。本人が納得するかどうか。これもトレーナーの技量だと思います。


そして、ある程度の妥協も含めて(負傷した患部の状況を見極めた上でチーム事情を把握しながら)判断していきます。

アスリートの競技現場では、選手と向き合うことは当たり前ですがチーム事情を理解しながらどう判断するかが現場では求められます。

海外のサッカーチームの話https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190610-00010002-fballista-socc&p=1&fbclid=IwAR2Wp0vOQ0voFiFVGVqlhrq9WIZIpYczyakULs4B5820zMrLB3t_ZGgyOc4


最終的には、責任者の判断となります。

よくありがちなケースとして、負傷していながらも練習に合流することがあります。実際は、全力では動けないが、何とかなるんじゃないかと。。。という思いで練習に参加してみるケース。学生レベルでは、この手の話をよく聞きます。

おそらく本人が想定していたよりも損傷があり、ちょっと動いたつもりでも筋肉への負担が大きかった場合には再発することになって『やっぱりダメか!!ということに気がつくんだと思います。こういう時は再受傷しているので悪化していることが多いです。

これを食い止めるのがトレーナーの役割となります。
(選手本人の中では大して速い動きでも、強い動きでもないのに・・・と思っていますから。)

この辺は、選手への教育の部分となります。
聞く耳を持つ選手もいれば聞かない選手もいます。
そこをどう対応するか。我々トレーナーは考えなくてはいけません。

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