慢性的な痛み(腰痛、首痛、肩痛、膝痛など)

正しく動くこと
なんらかの症状をお持ちの方は、必ずと言っていいほどカラダは歪んでいたり捻れています。
しかもその歪みの認識(身体感覚)は、ほとんどご本人にはないことが多いようです。
多くの症状は、この歪みやねじれをとることで軽減していきます。
捻れが先か!痛みが先か?
これは、鶏が先か!卵が先か?と似ていると同じ考えです。
人間のからだは全てがぴったりそろっていることはあまりありません。
むしろ利き手、利き足があるので、重心の取り方もその都度柔軟に対応してくれるようにできています。
どうして治らないのか?
慢性症状になっている方は、動き方まで修正できていないことが多いようです。
痛みは消えれば、それで治ったと思います。
しかし、本当の意味で動きまでは変わっていないのです。
簡単にいえば痛み止めを飲んで痛みが消えている時と似ている状態です。
もちろん治療を受けたり、ストレッチなどをして症状が緩和することはあります。
しかし、それは一時的なものです。
私がいつもお話させていただくのは、関節の動く範囲が許容範囲内に収まっているかどうか。
筋肉の柔軟性や硬度、神経の反応やその働き方を診ています。
これは何かということ。
ある程度の可動域が確保できていれば何とかなりますし、炎症反応が落ち着けばある程度は症状は激減したかのように変化してくれます。
実はココに落とし穴があります。
慢性症状を克服
スポーツ選手でもトップアスリートだけを診ていた時には気がつきにくかったのがこの部分です。
そもそもトップアスリートである以上、ある一定の体の状態を維持しながら練習や試合に臨んでいるからです。もちろん怪我もしますのでそうでない場合もありますが、それでも一度はベストな状態になったことがあるのでポテンシャルとしてはレベルが高い状態と言えると思います。
では、一般の方だと何が違うか?
基本的には、押さえておくことは一緒だと考えています。
慢性症状になっている状態は、アスリートでもいます。
その場合、何が問題になっているかというと動き方(身体の安定やしなやかさ、そして反応など)が鍵を握ります。
この動き方をしっかり改善しないと完治は言えないのです
動くから良いか。これは正解でもあり、不正解でもあるのです。
この動き方の質は、それぞれの状態に応じて違ってきます。
お一人お一人の体の状態を確認しながら、一緒に快適な体つくりのお手伝いをさせていただいています。