ランナーのコンディショニング

鍼でコンディショニング

当院をご利用のランナーの方。ランニングクラブで週5日の練習を積み、月に一度レースに参加。
これまでコンディショニングとしては、セルフでストレッチやマッサージ、交代浴などを行ってきましたが、ランニングクラブに入り練習の質が上がってきてからは、より上のパフォーマンスを目指してコンディショニングをもう一段階考えないと追いつかない、という状況でご来院されました。

まずは全身の状態をチェックします。
これまでは全てご自分でコンディショニングをしてきた、とのこと、
伺うと、触られるのが苦手でこれまでマッサージなどの施術は受けたことがないそうで。鍼のみでの施術リクエストをいただきました。
お身体は、どうやら疲労してくると腰痛が出る、骨盤が下がる、ハムストリングが張ってくる、、などの症状が出てくるとのこと。
大殿筋やハムストリングの緊張が強く、骨盤の後傾が顕著にみられました。

となれば、まずは骨盤・股関節の可動性を確保します。
鍼に対しては不快感もなさそうで安心して施術を受けていただけました。

骨盤の位置はどこが良い?

施術中、走る際に気をつけていることなどお話を伺っていくと、「骨盤を立てること」とクラブで教わり意識しています。とのこと。
骨盤を立てる、前傾する、後傾になったら早く走れない?
ここでふと、注意するべきことに気づきました。
骨盤は前傾していた方がいいの?

図のような骨盤前傾、良さそうですか?
実は、この図のような骨盤前傾だと、重心が踵にあり、上半身が仰け反っていて
決して姿勢が良い、とは言い難いですよね。いわゆる「反り腰」になり腰を痛めてしまう場合もあります。
もちろん、後傾は腰や背中が丸くなってしまい、膝も曲がってしまうので、理想とは遠くなってしまいます。
立位姿勢では、骨盤をフラットに「立てる」ことが理想です。
そして、走る時には、
○上半身と共に骨盤を前傾して前への推進力を活かせるような自由に動ける可動性をもつこと、と、
○安定感を得るために、前後左右の骨盤を支える筋肉がバランスよく働くこと
が求められるのです。

骨盤を前傾させる筋肉、と後傾させる筋肉のバランスが整うと
安定した姿勢ができることから、
走る際にスキルとして骨盤と脊椎を前傾させることで、
前へ進む推進力が活かされるのです。

骨盤の安定化とバランスよく動くこと

件のランナーの方は、骨盤後傾気味の姿勢を鍼施術で調整し、弱まっていた大腰筋の収縮を促すエクササイズをいつものご自分のコンディショニングに加えていただきました。
先月のレースでは、途中で腰痛の出はじめたシーンがあったようですが、骨盤の位置を意識して修正しながら、無事に完走された、とのこと。
ご自分でレース途中でも修正ができることに手応えを感じていらっしゃいました。

骨盤周囲には大きな力を発揮する大筋群が多くありますが、それぞれのパワーを存分に発揮するためには、バランスと柔軟性が大切です。
今持っているパワーを余すところなく発揮するために、身体を見つめるコンディショニングをしませんか?

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