トレーナーは、スポーツ現場で何をしている。     頭を強打、4日後に。。。

 

怪我はつきもの

スポーツをしていると怪我をする事があります。

頻度や内容(重症度合い)は、競技種目や競技特性、競技レベルによって様々です。

私がトレーナー(アスレティックトレーナー)を学び始めた1990年ごろは、まだスポーツ医学の情報も少なかったし、本や現場経験者からしか情報を得られませんでした。しかし、今ではインターネットの普及もあり、知りたい情報は瞬時に検索する事ができます。

しかし、スポーツ現場で起きるアクシデントは、起きてから調べるでは間に合いません。なので正しい知識を学び実践の場で対応できることが求められます。

強豪校と言われる高校や大学などでは、トレーナーが試合や練習の時に帯同(同席)してくれる事が増えてきています。またインターハイや国体などでは団体もしくは競技会場にトレーナーが配備されていることも増えてきています。ここには医療機関との連携がうまくいっているところや協会や連盟、団体などの理解が高いところは昔よりも遥かに実行してくれています。

高校生の大会で事故が起きた!

今回、高校生の競技会で死亡事故が起きてしまいました。

アメフトの試合中に頭を強打4日後に死亡

試合中に激しく接触する事が多い種目は特に注意が必要だか、選手の訴えをどう判断するかが最も重要だと私は思います。さらにチーム(選手個人)に近い存在であるものには、選手自体が自分の違和感を訴えられる環境であるかが大事なのではないかと思う。

トレーナーという立場でこれまで多くのアスリートやスポーツ愛好家と関わって居ますが、事の真相に辿り着くには本人からの声に耳を傾けているかいないかで大きく変わってくると思っています。

病院でも電子カルテしか見ていない医師は信用できません。

ちゃんと患者の訴えを聴き取捨選択して適切な評価をしてくれないと医療機関を利用した意味がありません。毎回思う事ですがそんな当たり前のことをちゃんとしてくれるドクターを私は信用しています。

同じように、選手や患者さんが訴える症状にはものすごく興味がるし、そこに答えて繋がるヒントが隠されている事がほとんどです。

何となくおかしい。からの謎解き

違和感という実態の見えない訴えから紐解く事は日常茶飯事(陸上選手やダンサーなど、特に多い)です。逆に、あきらかな痛みを訴えるケースの方が対処のしようが直ぐ見つかります。

しかし、

『なんとなく気になる。』

『ちょっと不安な気がする。』

『いつもとは違う気がするけど・・・』

など、訴えは様々です。

中には何となく気持ちが悪いと腿を触りながら訴える選手も良くいます。

こんな環境でいつも対応していると、自然と『本人が訴える違和感に嘘偽りはない!』と思うようになっている自分がいます。医療機関で検査しても、特に問題無し!様子見て!

でも痛いんですけど。。。。

上記のような訴えには、必ず理由があるはずです。

この理由を紐解くのは、ある意味謎解きでもあるのかもしれない。

私は、このゲームにはまってしまっ一人なのかもしれません。

解剖学だけでなく運動学やスポーツ医学、バイオメカニクスから競技特有の最新のテクニックまで

人が動く事に興味がある

この謎解きの間の私の脳内と手先は相当な活動をしてくれていると思います。

あえて言葉を変えていうなら『ZONE ゾーン』と呼んでもいいのかも知れません。

スポーツ現場に携わるトレーナーは、このゾーンを楽しんでいるのかもしれません。

何が起きた!

何をする必要がある!

優先順位は何!

一瞬の間に状況を判断して行動しなくてはいけないのがスポーツ現場です。

適切な対応と判断ができるように日々努力し続けています。

今回のような事故は、2度と起きないように対策を検討していかなくてはいけません。

この教訓を基に同じ事が起きないように啓蒙していくことも大事だと個人的には思いました。

スポーツは危険!だからやめましょう!

ではなく、危険な側面もあるが準備とルール・モラルをもって取り組むことが必要です。

また競技レベルが低い時には、しっかり身体を作る事に重点ををおき徐々にレベルアップしていけるような流れができていけるといいなと思っています。

その為にも安全管理ができるトレーナーの存在をもっと生かしていけるといいなと思いました。

 

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