すぎなみスポーツアカデミーの講習会 講師を終えて

3月11日(土)杉並区荻窪体育館にて講習会講師を務めました。
この講習会は、杉並区教育委員会が主催となっており、杉並区教育委員会公認スポーツリーダー、ジュニアスポーツ指導員、スポーツコーディネーターの方々を対象に開講されているものでした。
会としては、単に資格を更新するためだけのものではなく、指導者がスポーツに関する最新の知識・情報を獲得し、実際の指導場面に活用できるよう、その資質を向上させるとともに、指導者の情報交換やネットワークづくりなど、相互の交流を目的として開催する。としています。
資格はとってもそれだけで終わってはいけない
ということで今回は、資格取得者のフォローアップ講習会でした。
私は、今回二つのお題を頂きました。
『スポーツ現場で起きる怪我対応の実際』
『スポーツ現場で対応する選手サポート』実技含む
怪我対応とは言っても専門知識をもっている方々ではないので、より詳しくというよりは一番外しちゃいけないことの確認と整理をさせていただくことを念頭に資料作りをしました。
★杉並区教育委員会公認スポーツリーダー
★ジュニアスポーツ指導員
★スポーツコーディネーター
と言ってもスポーツ関わる方であるが呼称に囚われず、以下のようなイメージを持ってお話しさせていただきました。
トレーナーや、施設管理者であれば怪我や緊急事態に対しての専門知識やスキルがなくてはいけません。しかし、そこまでではないがスポーツ現場に居合わせる方は多くいます。
リアルに自分がその場に居たら何をしたらいいのか!
何ができるのかを判断できる目安になればと思ってお話させて頂きました。
これが中々
2時間半はあっという間
資料作りの準備をして判ったんですが、意外と話したいことが沢山あり、時間内には終わりそうもないので要点をかなり絞って資料作りをしました。
それでも、私が経験したエピソードなどを交えてお話しすると話に熱が入り時間が少々押し気味な進行具合(笑)
まず、冒頭で緊急事態(命に関わる事態)に何をすることができるのか!から
次に、怪我をした時
自己判断で状態が把握できなかった時
どんな専門家に頼るといいか!特に受ける側が情報を沢山もっている現代社会。
なにを持って信用するといいのか。など持論も交えてお話しました。
ここは、特に”うん” ”うん”と受講者も頷かれている方が多かったので私とのズレは少なかったようです。
専門家ではない人が判断する時に知っておくと良いような情報もお伝えしました。
これは自分でも試せるし、やってみての基準もわかりやすくしておくと、スポーツ仲間や友人、身内などでもいざという時に役立ちます。
さらに実技では、何となく知っているテーピングやストレッチなども行いました。
この実技は、あまり時間がかからないと想定していましたがやってみると現場の記憶がどんどん蘇りエピーソドや事例紹介、その時の具体的な対策なども話したくなりここでも時間が押し気味。。。。
今回、紹介させていただいた キネシオテーピング
これは、テープ自体に特性がありますので、まずその特性の紹介。
そして、その特性を理解してもらうために受講者全員に体感(体験)していただきました。
その後、肉離れ後や気になる筋肉に対しての張り方などを実技しました。
ストレッチも形だけでは効果はない。
ももの前(大腿四頭筋)
ももの裏(ハムストリングス)
ふくらはぎやアキレス腱(下腿三頭筋)
そして、最近ではみなさんご存知の腸腰筋への効果的な方法
トレーニング時にも注意点があります。
1:足の向き
2:指の機能
3:足部の安定
4:足部から膝、股関節への連動
ここまでを代償動作を紹介しながら行いました。
時間一杯で終了しましたが、受講者からも質問を受けつつお応えさせて頂きました。
最後に、来年もお願いします!!!
と言われつつ、来年も!?是非!!!!と言って終わりにさせて頂きました。
これまで専門知識を持っている方々への講習会が多かったのですが一般向けのセミナーもとても良い勉強になりました。
わかりやすく。
内容充実。
実際に使える。
などに焦点を置いて取り組みました。
多くの気づきと学びがあり、今後の活動に向けて良い機会でした。
また、このような機会があれば積極的にかかわらせて頂きたいと強く思いました。
今回のような講習会講師やトレーナーセミナー、治療家セミナー講師なども行っております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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