こども足について

足は大切
足にはとても重要な役割があります。
生まれてから小学校に上がるまでの足育が本当は凄く重要です。
11月15日の徳島新聞「こちら子供スポーツ診療室」に殿谷医師(徳島大学大学院運動機能外科学助教)が扁平足についてわかりやすく解説しています。
小学生から中学生→高校生→成人と足は徐々に形成され強くなっていきますが、実は小学校までの運動(足育)が重要だと感じています。
基本的な構造(骨や靭帯などの組織)は成人になっても変わらないので、成長過程での安定要素が不足していると自然と捻れや変形などが起きていまうと考えられます。
靭帯損傷した場合も含めて成人の足をみていると、どうして足がこんなに捻れているのか疑問に思うことがあります。
ある程度は文化、習慣によるもの(靴を履く生活をしているので)の影響はありますが、これは、ある程度までは治療で補正できるようになりました。
しかし、根本的な部分ではジュニア期(成長期)に足がしっかり安定していないのは、今後成人していく過程では大きな問題になっていくはずです。
足育
幼少の頃から野山を駆けまりなんてことができればいいのですが、現代社会では非常に難しいといえます。それでも、飛んで着地したり、跳ねたりすることを沢山しているかどうかで変わってきます。残念ながら今の現代社会(特に都心部)では、意図的に行うことが大事なのかもしれません。
公園の緑だけでなく、土に触れる事すら減っていますので。。。
足は、支えるという機能だけでなく、踏ん張る機能もあります。これは、結果的に身体を安定させるという機能に作用します。これを変えることで、大きく違いがでてきます。
成人してしまったおとなの場合はしっかり安定させることが重要です。一番簡単な方法は、靴の中敷をいれてあげること。
オススメインソール
大人用
リアライン・インソール・ライト
子供用
私も愛用しています。
ちなみに私の右足は高校生の時に重度の捻挫をして、外くるぶしの下にある3本の靭帯は全て断裂してしまっているのでグラグラです。捻挫の動きをしてもぐにゃっとなりますが痛みは全くありません。なんせ支えるべき靭帯がないのですから。。。。
それでもインソールと入れると入れないでは全然違うのでどんな靴でも私は常用しています。
あとは、意図的に治療してあげるのもオススメです。
足の指の動きや関節の動きを修正してあげる事で足首はしっかり曲がり衝撃吸収できる本来の動きが確保する事ができます。
これから始まるランニング(マラソン)シーズン。
からだのコンディショニングと共に足のコンディショニングもしてみませんか